子供のムダ毛の悩みは親が思っているよりも深刻!

小学1年生の子供でも自分の「毛深さ」を気にしてます!

「Benesse教育情報サイト」で実施した子供のムダ毛に関するアンケートによると、自分の毛深さを気にしているお子さんがとても多いことがわかります。
子どものムダ毛処理、うちはこうしています!(ベネッセ教育情報サイト)

 

このアンケートでは、毛深さの悩みを抱えている子供は高学年になるほど多く、「夏に半袖や水着を着る際、毛深さについてお子さま自身は気にしていますか?」という設問に対し、小学5年生では15%、小学6年生では20%以上が「自分の毛深さを気にしている」と回答しています。

 

それに比べて低学年では毛深さに悩んでいる子は多くないように感じられますが、それでも小学1年生で約5%、小学2年生以上になると10%以上の子供がムダ毛を気にしているという結果が得られています。

 

ムダ毛が原因でいじめに発展する可能性も?

子供のムダ毛処理に対して積極的に関与している人がいる一方で、「ムダ毛処理なんて子供にはまだ早い」、「デリケートな子供の肌にムダ毛処理なんてとんでもない!」という考えをお持ちの親御さんもいらっしゃると思います。

 

小学生の子供がムダ毛処理を行うこと自体に賛否両論がありますが、毛深い体毛で悩んでいるお子さん本人にとってムダ毛の悩みは親が想像している以上に深刻かもしれません。

 

例えば朝日新聞に掲載された「脱毛エステを利用する子供が増加」という記事も、「毛深い」とからかわれている子供たちがいかに深刻な悩みを抱えているかを物語っています。
http://www.asahi.com/fashion/topics/SEB201005080062.html

 

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同記事に書かれているのは「幼稚園で毛深さを笑われた4歳の女の子が自分の腕の毛をはさみで切り、肌を傷つけてしまった」という話や「手の甲に生えた毛を男子生徒にからかわれ心を閉ざしがちだった中学2年生の女子」の話など。

 

また記事中に子ども向けの脱毛サービスを行なっているエステサロンが登場しますが、このサロンには「子どもが毛深さをからかわれ学校に行かなくなった」という相談が多数寄せられていたそうです。

 

そしてJ-CASTニュースでも「小中学生に広がるレーザー脱毛」という記事でムダ毛に悩む小学生・中学生たちの実態を取り上げています。
http://www.j-cast.com/2010/05/16066306.html

 

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こちらの記事に書かれているのは「小学4年生の娘が半袖の体操着を学校へ持って行きたがらない」という話や「運動会の練習で男子に毛深いことをからかわれ、常に長袖とハイソックスを着用している女の子」の話など。

 

子供のムダ毛処理については批判的な声も少なからずあるようですが、こういった深刻な状況を考えるとムダ毛を処理することによって学校でのイジメやコンプレックスから解放されるのであれば親も積極的に取り組んであげるべきではないでしょうか。

 

食生活や生活様式の変化などを背景に最近の子供たちの体格は昔に比べて大いに向上しています。

 

それに伴って体毛が成長する時期も低年齢化し、大人のように「毛が濃い」、「毛深い」子供も増えています。

 

更に学校では体育の授業で体操着や水着に着替えなければなりませんし、ダンスの授業が必修化されたことによって肌を露出する機会が更に増えてきていますので、子供たちが抱える悩みやストレスは相当大きなものになっているはずです。

 

なお、子供が抱えているムダ毛の悩みに親が無関心だと必ず子供は自己処理をはじめます。

 

仮に正しい方法で処理を行っていれば肌に負担をかけることはありませんが、間違った方法で処理を続けていると肌を傷つけて取り返しのつかない状況になる場合もあります。

 

カミソリや毛抜き、除毛テープなどムダ毛処理の方法は色々ありますが子供の肌はとてもデリケートなので注意が必要です。

 

小学生のうちはムダ毛処理といってもどんな方法があるのかわからないという子がほとんどだと思いますので、親が積極的に正しいムダ毛処理の方法を教えてあげることが大切です。

ムダ毛の悩みには親が適切なアドバイスを!

どうして私は、どうして僕は、他の子よりも毛深いんだろう・・・と悩んでいても、子供はその悩みを自分で解決することができません。

 

そのままムダ毛の処理を行わない限り、小学校生活の6年間、中学校生活の3年間と、いつまでも悩みを抱え続けることになるのですから、子供にとってはかなり深刻な問題になる可能性があります。

 

出来るだけ早くムダ毛の悩みを解決しておかないと、不登校になったり内気な性格になって、楽しいはずの学校生活が台無しになることも。

 

取り返しのつかないことになる前に、我が子を悩みの淵から救ってあげるためには、一番身近にいるお母さん、お父さんの協力が必要です。

 

大人の女性であればムダ毛の処理方法について友人に相談するという手段もあります。

 

でも小学生の子供はそんなわけにはいきません。

 

そうなると我が子の悩みを解決してあげられるのは身近にいる親しかいません。

 

しかし自分が子供の頃を思い出してみるとわかりますが、身体の悩みはなかなか親に相談しずらいものです。

 

もしかしたら、あなたのお子さんも親に気を使って素直に打ち明けられなかったり、体毛のことをどうやって相談したらいいのかわからないと悩んでるかもしれません。

 

自分のコンプレックスを笑い飛ばせるくらい強い子ならいいですが、たいていの子は気にしすぎて場合によっては学校に行くことさえ苦痛になることもあります。

 

実際、水泳の授業で肌を見せるのが恥ずかしいからという理由で登校拒否に陥った児童もいるのです。

 

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もしも自分の子供が夏の暑い時期にもかかわらず長袖や長ズボン、ロングスカートを好んだり、プールを頻繁に休むようになったら「毛深さ」に対するコンプレックスの現れかもしれません。

 

このような兆候が見えた場合、親としては適切なアドバイスをしてあげたいものです。

 

毛深さや剛毛などとは無縁な子、体育や水泳の授業で何も気にせず肌を露出できる子にはムダ毛の悩みはわかりません。

 

我が子の身体の悩みを理解し解消してあげられるのは間違いなく親なのです。

 

お子さんが抱えている悩みには真剣に耳を傾けてあげて下さい。